【シチリア島の東海岸をはしる電車の旅】タオルミーナへ向かう

イタリア
バカンスで山へ行くか?海へ行くかと聞かれたら、皆さまはどちらを選びますか?
 
 
私は小さい時から、海が大好きなので海❗️
 
そんな私にとって、シチリア島はとても魅力的なところでした。
 
私は、ミラノイタリア語を勉強しています。
 
そのミラノ滞在時に、友人エミとアキラくんとシチリア島に来ました。
 
最初の観光地シラクーザについてはこちらを読んでください。

 

【次の街への電車の旅】
シラクーザから、タオルミーナは電車で約2時間。
ただ電車は1、2時間に1本しかありません。
 
私たちはシラクーザに2泊して、3泊目の午後シラクーザを出発。
タオルミーナに夕方に着く予定でした。
 
このルートは海の近くも走るので、車窓からの景色も楽しめる経路です。
 
シチリアの人はみんなのんびり。
シチリア旅行は土地柄に合わせ、ゆっくりと旅を楽しみましょう。
 
シラクーザを出発するとすぐ田園風景❗️
 
シチリアの中でも農業がさかんなこの地域は、ワイン作りも盛ん。
ブドウ畑も見えて来ます。
 
 
 
【シチリア島の最高峰エトナ山】
シラクーザからタオルミーナへの道中では、天気が良いと遠くに、シチリア島で1番高い山、エトナ山が見えます。
 

エトナ山は3,329mの活火山、今でもよく噴火しているのでいつも、噴煙があがっているような感じだそうです。

 
火山の近くは、肥沃な土地で農業には最適。
ただ噴火の被害にもたびたびあっていました。
 
そんな肥沃な土地の名物は中の赤いオレンジピスタチオ
 
このオレンジは一般的にはブラッドオレンジと言われていて、ジュースにして飲まれます。
 
とっても美味しいので、シチリアに行ったら飲んでくださいね。
 
12世紀、17世紀には大噴火がありました。
その時に溶岩が海の方まで流れていって被害にあったのが、東海岸最大の街、シチリア島第2の都市カターニャです。
 
カターニャの街も、その後バロック建築で修復したのでバロックの街としても有名!
 
エトナ山を左に見ながら、電車はエトナ山を通りすぎて行きました。
最初はエトナ山も山頂までみえましたが、だんだん雲がかかって見えなくなってしまいます。
 
エトナ山は裾野が長くて、そんなに高いようには見えませんでした。
 
3月はまだまだ雪があるのでキレイです。
 
冬になるとスキーができるので、イタリアで1番南にあるスキー場。
 
シチリア島は暖かいというイメージがありますが、実は内陸は山がちなので冬は雪が降ったりするところもあります。
 
海沿いの街は10度以下に下がることが少ないので、冬でも過ごしやすくリゾート地が多いです。
 
 
 
【タオルミーナ近郊の宿泊地】
次の目的地タオルミーナは、シチリアで1番有名で人気の観光地!
そのためか?物価がシチリアで1番高い街です。
 
私たちはタオルミーナには泊まらず、おとなりのジャルディーニナクソスの街に泊まりました。
 
国鉄の駅はジャルディーニナクソスタオルミーナの境にあり、国鉄の駅から歩いて行けるジャルディーニナクソスビーチ近くのホテルは便利。
 
 
ジャルディーニナクソスは、シチリア島で1番古いギリシャの植民地で、紀元前8世紀にはギリシャ人が入って来ました。
 
ギリシャと言っても小さな国に別れていた時代、スパルタの植民地だったシラクーザに敗れてしまいます。
 
今はあまり知られてはいないジャルディーニナクソスですが、ビーチタオルミーナよりキレイで、歴史が古い街!
 
タオルミーナより、物価が安いのでタオルミーナ観光にゆとりがある時には、宿泊地としておすすめの街です。
 
せっかくなので、着いた日はタオルミーナには行かずにジャルディーニナクソスでゆっくりすることにしました。
 
3月も天気がよい日には、海には人が出始めるようで、ビーチを散策すると日光浴している人の姿も見えます。
 
ジャルディーニナクソスの1番のおすすめポイントは、レストランが美味しくて安いこと。
 
結局翌日も昼はタオルミーナで簡単に済ませ、夜はジャルディーニナクソスで食べました。
 
 
 
キレイな景色、美味しい食べ物は人を幸せにしますね!
 
そんな旅ができることに感謝でした。
 
海の景色に今日も癒されます。
 
GRAZIE❣️
 
 

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