「アイちゃん、大丈夫?元気にしている?」
語学学校のクラスメイトの男子アキラくんが、ある夫婦が私のことを聞いてきたと教えてくれました。
私はミラノでイタリア語を勉強をはしながらアルバイトをしていました。
先日、ある事件によりアルバイトをやめます。
アキラくんに私のことを聞いたご夫婦は、よくレストランに食べに来ていて、よく私に話しかけてきてくれた方々でした。
そのご夫婦は、ある事件以降人間不信におちいっていた私の恩人です。
今日はそのご夫婦との再会のお話をさせてくださいね。
ある事件についてのお話はこちらから見てください。
【ステキなご縁】
日本とは違い、ミラノは日本人は少なく、コミュニティーも小さい。
日本食レストランは、日本人のコミュニケーションの場のようなものでした。
お客様とウェイトレスも日本より良くお話するし、仲良くなるのです。
ただ怖いのは、うわさも広がりやすいという事でした。
あるご夫婦から気にかけてもらい嬉しかったので、連絡先をもらっていたことに気づき、電話をしてみます。
親しくしていただいていたヤヨイさんに裏切られて以来、ミラノの日本人社会がこわくなっていた私!
"コースが終わったら、日本にもう帰ろうかなぁ!"とも私は考えていました。
そんな気分の時の出来事です!
ご夫婦に電話をすると、「ドゥオモの近くにご夫婦のオフィスがあるから、遊びに来て!」と、言われました。
"気にかけてくれたし、日本に帰る前にあいさつをしておかなければ!"と、私は事務所にうかがうことにします。
【アルバイトのオファー】
ヨーロッパは住所から、場所を探すのは簡単!
番地がわかりやすく、通りと番地さえあれば簡単に見つかります。
私は、イタリア語会話のレッスンが終わった後にご夫婦の事務所にうかがいました。
事務所に行くと、「アイちゃんのうわさを耳にしたから気になっていたの。
詳しく説明して!」と、私に聞いてきます。
もう、数週間前の事で私の心も落ち着いてきていたので、簡単に説明をしました。
ご夫婦は以前に、ミラノ中央駅近くにお土産物屋さんを持っていて、私の悪いうわさを流したヤヨイさんはそこで働いていたようです。
ヤヨイさんがご夫婦のお店を辞める時にもめたらしく、ご夫婦はあまりヤヨイさんに対して良い印象をもっていませんでした。
そのため、私のうわさは信じていなく、私のことを心配してくれたのです!
ウェイトレスのアルバイトは辞めてしまって、今は何をしているのか?聞いてくれました。
まもなくイタリア語のコースも終わるから、日本に帰ろうとも考えていると話します。
そすると、ご夫婦からは、
「まもなくイタリアはカーニバルのシーズン!
日本人観光客が増えてくる。
日本からイタリアに入るのにミラノマルペンサ空港は、直行便もあり便利だから、たくさんの日本人観光客が利用する。
アイちゃんは英語が話せるし、イタリア語も習って少しはわかる。
言葉の問題がないから、日本人観光客の送迎のアシスタントのアルバイトをする気はない?」
ご夫婦は、日本の旅行会社の現地手配を行っていて、ここはその事務所だったようです。
突然のことで私もびっくりしましたが、実はウェイトレスより、してみたかったアルバイト!
嬉しくて、早速働くことにしました。
その日の夜は、ご夫婦がお食事に誘ってくれ、仕事の内容を教わったりと打合せをします。
旅の話はとても楽しく、期待とてもワクワクした夜です。
私はカーニバルで有名なベネツィアにも行ったことがない、私も見ておかなければ!と考えるようになりました。
"私は悪いことは何もしていない。
堂々としていれば良いんだなぁ、神様はみている。"
ご夫婦との再会はで私はとても勇気をもらい、救われたような気分になりました。
ありがとうございます❣️
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