「イギリス人のグループの中に入って観光して、英語の説明わかるかしら?
私たちの英語は伝わるかしら?
ドキドキするね❗️」
そんな会話から、私たちのイスタンブールの2日目は始まりました。
旅行にいけなくなった友人ユキの代わりに、突然決まった2泊3日のイスタンブール旅行❗️
旅の同行者サキと、ドキドキしながらツアーに参加します。
ロンドンからイギリス人のツアーに私たちは参加したので、ツアーの参加者はほとんどがイギリス人です。
"果たして英語が理解できるのか?"
そんな不安の中、私はイスタンブール観光をスタートしました。
イスタンブールの1日目のお話はこちらから読んでくださいね。
【イスタンブールは寒い!】
みなさまはイスタンブールがどこにあるか?ご存知ですか?
イスタンブールはヨーロッパ大陸の南東の端にあります。
南だから冬でも暖かいと、勝手に思い切っていた私!
イスタンブールは寒かった!
北風が吹くとロンドンより寒いのでは?と思うぐらいです。
ロンドンから来たから、コートはあったからよかった。
こんな寒空の中、イスタンブール観光は始まります。
【文明の交差路イスタンブール】
ここで簡単にイスタンブールのお話をします。
イスタンブールはトルコにある都市の名前です。
4世紀ローマ皇帝コンスタンティヌス帝の時代に東ローマ帝国の、首都になりました。
そのときの名前は、コンスタンティノープル!
その後東ローマ帝国はビザンチン帝国と名前が変わりました。
イスタンブールが、オスマン帝国に支配されたのはトルコの他の地区より遅い15世紀です。
その時に、オスマン帝国の首都になりました。
"ローマ帝国""ビザンチン帝国""オスマン帝国"と色々な文明が混ざっているだけに魅力的な国がトルコ!
イスタンブールの旧市街は、そんなトルコの魅力がわかる大変興味深い所です。
1日ではとても全て見えるところではない、と感じました。
【二つの重要な観光スポット】
今回参加したのは2泊3日で99ポンド(現在のレート1ポンド135円で計算して13,000円)という格安ツアーです。
ツアーに入っていた入場箇所はブルーモスク(入場無料)とアヤソフィアぐらいでした。
アヤソフィアは、イスタンブール歴史地区の世界遺産の中で代表する建物で、今は博物館!
人気があるのでいつもたくさんの人、並ばないといけないこともあるそうです。
そして、イスタンブール観光で外せないのは、トルコの中で最も美しいと言われる"ブルーモスク"です。
モスクはイスラム教の寺院のことで、ここは外からよりも中の美しさで知られています。
中に入ると、外観からは想像できない美しさ!
タイルの装飾とステンドグラス!
この上の写真からも中のステンドグラスの美しさは、わかりますよね?
正式名称は” スルタンアフメトモスク” 、青色のタイルが使われていることから、通称” ブルーモスク” と言われています。
現在は修復中のようで、それが終わればどんなに素敵になるのでしょうか?
英語の説明はネイティブではないとはいえ、イギリス人に対する説明で、早くて中々ついていけない!
説明がわからなくても、中の美しさで満足しました。
【トルコ伝統工芸品店での出来事"日本人価格"には要注意】
お昼には、トルコ名物のドナーケバブをいただきます!
ランチ後も歩いての観光は続きました。
オリエントエクスプレスの駅舎を見て、エジプシャンバザールへ。
イスタンブールはヨーロッパの町とは違う雰囲気。
特にバザールは独特。
エジプシャンバザールに行くとお土産物屋、香辛料、お菓子もあります。
トルコはヨーロッパ大陸とアジア大陸の境目で、イスラム文化、ヨーロッパとオリエンタルの雰囲気がミックスした場所。
ヨーロッパからも近い、物価が安いから、ヨーロッパ人には人気の観光地らしいです。
確かに、近くにヨーロッパとは雰囲気の違う場所があれば、だれでも行きたくなりますね。
びっくりした事件はエジプシャンバザールの後に行った、ガイドさんの勧めるトルコ伝統工芸品店でおこりました!
私たちのグループは、そんなに大人数ではなく20人ぐらいです。
イギリス人の大きい人たちの中で、日本人の中でも小さい私たち2人は目立ちました。
トルコの伝統工芸品とは"じゅうたん"
じゅうたんの説明は、歴史を知らなくても良いのでわかりやすく案外、英語でも理解できます。
真剣に聞いていると説明が上手で、不思議と引き込まれていきました。
私が真剣に聞いていて日本人だとわかると、「日本語で説明するよ。」と言ってくれます。
トルコで日本語!思いがけないところで、耳にする日本語。
わかりやすく説明してくれるので、嬉しかったのですが。
いざ金額の話になった時に違和感が
実は日本語で説明してくれる前に、イギリス人に説明していた金額を覚えていた私!
あれ?日本語で今聞いた値段と、イギリス人に話していた値段は明らかに違う。
同じじゅうたんなのになぜ?
英語の説明よりも、なぜか高かったんです!
"さすがに、これは有り得ない!"
そう思い、値段が英語の説明と違うことを伝えると、安くしてくれました。
"お金はないけど、次は日本人のツアーで来るから、日本人価格で高くなるかも"
"今、買わなけれがいけない。"
と、思ってしまった私は思わず、買ってしまいました。
ただこれは悪いことでも、だまされた訳でもありません。
イスラム教の教えでは商売は交渉制で、ルールはお互いが幸せになるように!
交渉すれば、お得なお買物はできます。
ただ、ポイントは"お互いが幸せ"なので、損をしてまで売ろうとはしないのです。
ですのでイスラムの世界では値切りすぎるのも、マナーに反するということ!
そう考えてみると、イギリス人は、あまり値切っていませんでした。
私もイギリス人値段から値切ってないので、結局、安く買えたか?どうかは疑問のままです。
ただ、イスラムの世界の商売のモットー” お互いに幸せ” だったので、良いお買い物ができたと思います。
良い気を持って、トルコからやってきたじゅうたん、私に幸せも運んできてくれました。
みなさまも、旅行では良いお買い物をしてくださいね!
ただ、こんなこともあるんだなぁという今では経験話です。
楽しかったイスタンブール旅行、3日間はあっというまにすぎてしまいました。
結局、サキは2日目もマクドナルドのハンバーガーですまし、私のトルコ人の友人は宅での夕食には来ません。
今、私は楽しい思い出と、美味しい夕食をありがとうとトルコ人の友人に伝えたい。
後から話を聞くと、トルコと日本の友好関係には色々な話があり、トルコは本当に親日国だそうです。
また、後日トルコのお話をしたいと思っています。
日本大好きでいてくれてありがとう、トルコ❣️
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