イタリアはまもなくクリスマス休暇!
フランチェスカ宅でのホームステイはクリスマス休暇までの約束。
家を出ないといけない日が近づいていました。
私はミラノにイタリア語を学びに来ていて、ホームステイをしています。
家族で過ごすのが習慣のイタリア、24日には息子さんが帰ってくるようです。
私もその後どうするか?考えないといけませんでした。
【次の滞在先】
私は次に住むところをクラスメートのカナやアキラくんに相談。
そんな時。
「建築の勉強をしている学生エミのルームメイトが、来年から日本に帰ってしまうようで、ルームメイトを募集しているよ。」と、情報が入って来ました。
ミラノの日本人の学生たちの情報網は、広くて驚きです。
フランチェスカさんの家に案外近い。
地下鉄には遠くなりますが、トラムがあるので不便ではありませんでした。
連絡先を教えてもらい、話は簡単に決まります。
クリスマスイブには荷物だけは移動させてもらいました。
観光ビザではイタリアに3ヶ月しか滞在できないので、ロンドンに1度行って戻ってきた後、住む事になります。
【ロンドンでのクリスマスマスパーティー】
ロンドンでお世話になったユカさんの家で、クリスマスパーティーをするからと誘われます。
メンバーは、ユカさんの仕事を時々手伝う学生たちでした。
日本人だけのクリスマスパーティーだから、料理はいろいろ。
メイン料理は、イギリスの伝統的なお料理のローストターキーです。
ユカさんは毎年ローストターキーを作っているので、今年も作ってくれました。
イギリスの家庭の普段は料理をしない家庭でも、クリスマスのターキーは作っています。
昨年はイギリスのホームステイ先の家族で、クリスマスを過ごし、ローストターキーを食べました。
クリスマスターキーは、日本ではめったに見かけない足つきの丸ごとのターキーに、下味をつけて詰物をしてオーブンで焼く。
詰物はパン粉やハーブ、ニンニクなどを混ぜた物、でした。
私がワインと生ハムは持参し、サラダや、パスタや色々作って食べて飲んで、いろいろな話をして情報交換です。
焼き立てのローストターキーは美味しくて、私たちは完食しました。
イギリス家庭では、クリスマスイブに作ったローストターキー、全部なくなるまで食べます。
昨年は、その後毎日ローストターキーサンドイッチが続いたのを思い出します。
みんなの興味はロンドンとの違う、私のミラノの生活でした。
【ロンドンとミラノの違い】
語学を、勉強するにも1から始める言語は難しい。
しかも、イタリア語には女性名詞、男性名詞があり、それにより語尾が変わる。
主語により、動詞の活用も変わるので、主語がなくても誰の事を言っているかわかる。
主語は短縮する事が多い。
英語より、文法が複雑。
活用にはルールがあるが、やはり例外の単語もあるのでそれも覚えなければいけないのです。
英語に似た単語もあるので、英語がわかっていれば意味は理解できることもありました。
ミラノには、語学だけ勉強に来ている人は少ないので、学生として住むにはロンドンのほうが住みやすい。
物価を考えると、イタリアの方が安い、食事が美味しいので魅力は多いです。
住むには言葉が通じないから、1人暮らしでは不便な事が多いと思いました。
偶然に出会った人のおかげで、私はミラノで生活できたと思う。
そんなことを話しました。
話しながら私が思ったのは。
” ロンドンにただ、ダラダラ住むだけでは英語もこれ以上は上達しない。イタリア語を学ぼう。”
ロンドンでの生活は楽だけど、この先は私には勉強にならないと感じてしまいました。
自分の将来を改めて、考えさせられるクリスマスになります。
気軽に迎えてくれる人たちの優しさには、感謝です。
ロンドンに、招待してくれてありがとう❣️
コメント