「お店の店長にホームステイをさせてもらえないか?聞いて見るから、明日お店に来て!」
人の言葉を疑う、ということを知らなかったあの頃の私。
偶然出会ったボッテガヴェネタで働く女性ミカさんの言葉を信じて、翌日お店に行きました!
私はミラノにイタリア語を勉強に来て、ホームステイ先を探しています。
【思いがけず決まったホームステイ先】
午前中にボッテガヴェネタをのぞいて見ると、ミカさんの姿が見えなく、午後にもう一度行ってミカさんを発見!
ミカさんも覚えてくれていて、本当に店長フランチェスカに話してくれていました。
フランチェスカは離婚していて、子供も独立しているそうです。
年末のクリスマスは、バカンスで子供達が帰ってくるので、年末までならホームステイはできるということになりました。
フランチェスカは、英語も話せるのでスムーズに話は決まります。
フランチェスカの次のお休みの日だと、1日家にいるから何時でも大丈夫と言うことで、4日後に引っ越すことになりました。
家は地下鉄の駅からも近く、トラム(路面電車)でも町の中心に出られるので、便利な場所にあるそうです。
エリア的にも、治安もよく環境の良い場所だと聞いて安心しました。
その日の内に条件も決めます。
家賃は1週間払いで、フランチェスカは仕事をしているので基本的には食事なし。
キッチンは自由に使って良い、ということになります。
フランチェスカはちょうど母と同じ年ぐらいの女性で、優しそうな方だったので安心しました。
【語学学校探し】
滞在先が決まったら、今度は語学学校です。
ミカさんは、フィレンツェでイタリア語を勉強しました。
ミカさんから、外国人のための語学学校なら、ダンテアリギエリが良いと勧められます。
ダンテアリギエリの語学学校はインスティチュート ダンテ・アリギエリ(instituto Dante Alighieri)という名前で、看板もでていました。
場所を調べてもらい、行き方を教えてもらいます。
滞在先にも近くて便利のようなので、他を探すこともせずに決めてしまいました。
初心者クラスは1週間からあり1ヶ月コース、3ヶ月コースとあったので3ヶ月コース。
さらに午前コースと午後コースと別れていましたが、午後コースを選びます。
月初めからのスタートなので、11月から通うことにしました。
問題集を見ると、全てイタリア語!授業は英語で説明してくれるようで安心!
レッスンは1クラス10人ぐらいで、日本人学生もいるようです。
【ミラノ生活の情報集め】
今日はミカさんと一緒に夕食を食べることになりました。
ミラノに来て友人がいない私には、とても嬉しいことです。
ミカさんも最近は、特に仲良くしてる日本人もいなく、久しぶりに日本人との食事でした。
ミラノの町の中心は美味しくて、安いところは少ない。
その中でも良心的で美味しいパスタのお店に、案内してくれました。
地下鉄サンバビラ駅の近くのペッピーノ(Peppino)です。
ここならフルコースで食べなくても大丈夫で、パスタが美味しいと言っていました。
ミラノの町は物価が高い!
町の中心は特に高くて、観光客相手で美味しくないところが多いから、気をつけるように言われます。
アーケード街ではぼられている日本人も多いらしく、日本人が被害を受けたという話は良く聞くと、話していました。
「アルバイトするところがないか?」ミカさんに相談すると。
「昔はビザなくても簡単に働けたけど今は、難しい。
日本食レストランなら、時給やすくてもよければ雇ってくれるかも?」
ミカさんは日本食レストランをいくつか、教えてくれます。
その後も、ミカさんとは数回夕食ご一緒しましたが、ある日ボッテガべネタをやめていなくなっていました。
今思うと不思議な出会いでしたが、ミラノがはじめての私には救世主のような方です。
ミカさん!あの時はいろいろ教えてもらい、ありがとうございました。
出会いは、大切に❗️教えてもらったことを感謝して、ミラノの町の生活を楽しみます。
GRAZIE❣️
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