ミラノに行ったことがない方も、ミラノという名前を聞いたことがありますよね。
ミラノにみなさまはどんなイメージをお持ちですか?
私にはオシャレで高級なイメージを持ちました。
私はミラノにイタリア語を学ぶために来ます。
そんな私の憧れの町の中心を歩いてみると、街並みはやはりローマやフィレンツェより高級感があり、ワクワクしました。
そんなミラノの街をご案内したいと思います。
【ミラノの中心にあるドゥオモ】
私は街を歩いて見てミラノの観光をするにはまず、地下鉄でドゥオモ広場に来るのが1番わかりやすいと思いました。
ここで簡単にドゥオモのお話をします。
ドゥオモ(Duomo)とカタカナで表されているので、日本でもドゥオモです。
ドゥオモはラテン語のドームス(Domus)、神の家という意味!
英語のカテドラル(Cathedral)と同じ司教座を持つ、大司教がいるその地方の1番重要な教会です。
ミラノのドゥオモは白い大理石、ゴシック様式で沢山の尖塔と彫刻像がある。
ドゥオモの建築が始まったのは14世紀には建築途中で放置、建築家の設計ミス、建設コンペで時間を要したり、宗教改革で中断しました。
最後、完成したのはナポレオン1世がミラノを支配した時代。
約500年かけて完成します。
午前中にドゥオモの中に入ると、太陽の光がステンドグラスを通して入ってきてとてもキレイ。
建築が始まったのが東側ですので、中に入って1番奥の主祭壇のうしろのステンドグラスが古くて見応えがあります。
イタリアで2番目の広さの大聖堂なので、大きくて、圧倒されるような重厚感を感じました。
今はミラノのドゥオモも有料になったり、セキュリティーが厳しくて、入るにも並ばないといけなく簡単には入れません。
当時はセキュリティーもなく無料だったので、イスもありドゥオモの中は私の良い休憩場所でした。
ゆっくり座りながら地図で場所を調べたり、1日歩き回る日には何回も、ドゥオモに入った思い出があります。
ドゥオモの上は、階段またはエレベーターで登る事ができる。
大理石の屋根の上を歩けて、135本の尖塔と彫刻像が間近に見ることができるのでオススメ。
しかし年々厳しくなるセキュリティーとシステム!
エレベーターで上にあがるのは大変時間がかかりました。
個人で当日にチケットを買おうと思うと、チケット売場でも待つので、インターネットから購入して行ったほうがよいと思います。
これが予約のリンクです。
【待合せにも便利なドゥオモ広場】
ドゥオモがある広場はドゥオモ広場と呼ばれていて、広場を中心に4方向へと大きく分けられます。
ドゥオモを背に左角から伸びる道、オレフィチ通り(Via Orefici)を進むとミラノの要塞、スフォルツェスコ城。
オレフィチ通りからすぐ左に入ると、少し庶民的なお店もあるトリノ通り(Via Torino)です。
ドゥオモ広場の右側のアーケード街はヴィットリオエマヌエル2世のガレリアがあります。
そこを抜けるとスカラ座、少し進むと高級ブティック街につながるのです。
ドゥオモの後ろに伸びる道はヴィットリオエマヌエル2世通り(Corso Vittorio Emanuele Ⅱ)、若者が好きなブティック街。
ドゥオモ広場からは、好みに合わせて好きな所へ行くことができるのでした。
例えば旅行に一緒にミラノには来ても、人それぞれ好みは違うので、観光途中の待合せでわかりやすいのがドゥオモ広場です。
ドゥオモ広場も広いので、その中でも状況に合わせて待合せは決めて下さい!
ドゥオモ広場の注意は、ハトのエサ売りとミサンガ売り。
日本とは違いタダで配ってる物はありません。
勝手にハトのエサを手にのせてきてお金を請求する人と、ミサンガを勝手に腕にまく人がいます。
いらなくても受け取ってしまったら、自ら受け入れた事とみなされる。
お金を払わざるを得なくなる場合が多いのです。
世界共通語の断る時の言葉は、何でしょうか?
簡単な言葉は"ノー"ですので、ノーというか、無視しましょう。
ミラノの町は案外歩きやすく、町の中心はおもったより言葉には困らない!
1人でも楽しめるように、成長させてくれた今までの出会いに感謝❣️
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