英語を習得するためにどうすれば良いのだろう?
これは私がロンドンに来て、英語が聞き取れない現実を知って考えた事です。
私は英語を学ぶ為にイギリスに行きました
日本では英会話学校に通っても話せない。
バンコクからの飛行機の中でも、フライトアテンダントに英語が話せないことへのもどかしさは忘れまられませんでした。
今回は私が英語を話すために、実際にしたことをお話しします。
【イギリスへ初めて着いた日】
私はイギリスへ到着した日は英語も話せなくてどうなることかなぁ?と、思いました。
ビザがあり入国審査もスムーズ、送迎の車も手配してあります。
税関をでたら、私の名前を書いた紙をもった人の所へ行くだけで、英語を話す必要はありません。
しかし、ホームステイ先についてからが大変でした。
ホームステイ先に着いたらすぐ夕食の時間で、「何を飲みたいか?」と聞かれても、答えられない。
ホームステイ先のママが、出してくれるものを食べて飲むしかありませんでした。
【私が英語に慣れる為に、最初にしたこと】
日本で私に語学学校を紹介してくれた岡田さんに言われたこと!
「語学学校の費用にお金をかけるのが重要!
人は高いお金を払ったなぁと思ったら、それを取り戻す為に、努力をする。
英会話の為には聞き取りが大事だから、とにかくわからなくても家族と過ごすように!」
私が語学学校を選んだお話はコチラを読んでください。
私は日本が恋しくなっても、日本の音楽等は聞かないようにと日本語の物はほとんど持って行きませんでした。
とにかく英語に浸る生活をしようと、学校で日本人学生がいてもあまり話をせず、英語の世界で過ごします。
朝は、いつもイギリスのニュース番組BBCが流れているのでそれをみて、学校では授業。
家に帰れば、宿題。学校の先生はコメディーを見るのも英語の勉強にすすめてくれました。
イギリスのコメディーは、確かに話している内容はニュースよりは理解がしやすい。
ただ感じたのは、日本人のジョークの感覚とイギリス人のジョークの感覚があまりに違っていて理解が難しい。
イギリス人のジョークはブラックジョークが多くて、イギリス人が笑っていても日本人には笑えないと思いました。
【英語が理解できるようになると!】
最初のホームステイ先の夫婦は、英語の話せない日本人学生に慣れていました。
2人とも教師だったせいかとてもわかりやすい発音で、ゆっくり私に話しかけてくれます。
私は英語を見れば理解できるので、わからなかったら紙に書いてくれました。
だんだん、英語への恐怖がなくなります。
英語が聞こえるのが私の中で普通のことになると、不思議と英語が聞き取れるようになり始めました。
話すことができるようになったのは、文法を理解してからです。
日本で教わった英語の文法とは、文法の説明の仕方が違いました。
日本では英語はこのような言葉の法則だから、この順番にするように!
暗記力の良い私は学校の試験では丸暗記をしたので試験はできても、自分で文章を作る事ができません。
ロンドンの語学学校では、なぜこのような場合は過去形、この場合は過去完了形か?論理的に教えてくれました。
日本では"完璧に答えないと"と思って、間違えてはいけないと思い言葉が出て来ません。
ロンドンの学校では、なぜ?それが間違えか?
間違うからこそ学べるから、まず話すようにと言われました。
そうすると、だんだん理屈が頭のなかで理解ができて話せるようになります。
英語で考えて話す!それが、できるようになってからは会話がこわくなくなりました。
英語に耳がなれる事、間違えることを恐れないで話す。
英語で考えて文章にする。
それが、英語が話せるようになる為に重要かなぁと思いました。
試験の内容も日本とは違うので、答えは一つとは限らない場合もあるのです。
1つの言葉を表すにもいろんな表現方法があるので、自分の知ってる単語で表現すれば良かったのです。
ただアメリカ英語とイギリス英語の発音が違う、発音が悪くてわかってもらえないこともあるのは事実。
発音は、訓練なのでとにかく話すしかないと思いました。
英語の習得には、慣れ、覚悟、努力、度胸が大切だと思います。
英語だけの世界にいると、自然と耳は慣れてくるものだと感じました。
ロンドンに着いたのが10月初め!
クリスマスの頃には、私は夢を英語でみるようになっていました。
英会話習得は難しい事ではないです、ぜひ挑戦して下さい!
日本語だけの世界にいたら、私はいまでも英語は話せていないと思います。
英語で会話することの楽しさを教えてもらったことに感謝でいっぱいです❣️
コメント