いろいろな顔を持つミラノ近郊の中世都市ベルガモの魅力とは!

イタリア
ミラノは知っていても、近郊のベルガモの街をご存知の方は少ないと思います。
イタリアの中世都市ベルガモはどんなところでしょうか
 
 
私はミラノ近郊の街、ベルガモを語学学校のクラスメイトたちと訪れていました。
 
初めての街を訪れるとワクワク!
 
予想以上に素敵だと、うれしくなってしまいますよね。
 
ベルガモはそんな街でした!
 
ベルガモのこれまでのお話はこちらから読んで下さい。
 
 
 
【作曲家ドニゼッティの生まれた町】
ベルガモドニゼッティの生まれた街。
 
"ドニゼッティ"と言われてもそれは誰?と、言う方も多いと思うので、簡単にご案内します。
 
 
ドニゼッティは19世紀のオペラの作曲家、ロッシー二べッリーニと同時期。
ベルガモで生まれて、ベルガモで亡くなりました。
 
ドニゼッティの代表作は、ラメールモールのルチア、愛の妙薬、ドンパスクアーレです。
 
オペラを勉強しているカナが説明してくれたので、私もドニゼッティを知ることができました。
 
今日もカナが興味があったので、ドニゼッティ博物館を見学します。
 
この建物はバロック宮殿なので、中の内装も立派!ドニゼッティ使っていたピアノ等、遺品や楽譜、出生証明書等が展示されていました。
 
 
その後は、城壁外のドニゼッティの生家にむかいます。
 
城壁外の地区は旧市街の宮殿で働く人たちや、職人さんたちの住居区で、貧しい地区でした。
 
ドニゼッティの家も貧しく、ドニゼッティは大聖堂の教会学長の慈善事業で音楽を学んだそうです。
 
ここは、今では一般公開されていますが当時はまだできていませんでした。
 
 
 
【旧市街観光第2弾】
城壁外にでたら、ケーブルカーをみつけます。
 
「ここまで来たら、ケーブルカーで上の展望台へも上がろう!」とケーブルカーに乗りました。
 
上の展望台はベルベデーレ(Belvedere)、意味は良い眺めです!
 
ここからの景色は本当にきれい、少し離れて上から教会の塔や大聖堂のクーポラが見える。
 
夕方まで待てなかったのが残念。
冬は天気が悪い日が多いのに、この日は晴れていました。
ここからの夕焼けが、キレイだそうです。
 
 
 
【チッタバッサ、新市街散策】
ケーブルカーで降りてきたら、違う道を通り貴族の宮殿をみながら、チッタバッサ行きのケーブルカー乗り場へ!
 
旧市街はどこも昔の貴族の宮殿があり、当時のベルガモの繁栄が見えるようですね。
 
帰りは、チッタバッサを散策して駅へ行くことにしました。
 
 
チッタバッサを散策する目的は、ドニゼッティ劇場をみたかったからです。
 
ドニゼッティ劇場の写真を撮って、劇場の前にあるカフェバルザー(BALZER)"で休憩します。
 
このカフェマリアカラスクラシック界の人々も通った老舗カフェ。
 
オペラを勉強しているカナはさすがにくわしく、私たちに教えてくれました。
 
 
新市街の道はわかりやすい。
ケーブルカーを降りたら真っ直ぐ進むだけ、約30分ぐらいで駅です。
 
 
新市街のはずれには、アカデミア・カッラーラいう美術館(ラファエロボティッチェリの絵もあり評判良い)もありますが、私たちは美術館には行かずにミラノに帰りました。
 
 
 
【現在のベルガモ】
ベルガモは2017年にユネスコの世界遺産に登録され、ロンバルディアの貴婦人と評される美しく、優雅な街です。
 
現在は今も騒がれているコロナの被害が、1番イタリアで大きい!
 
人口の数パーセントの人々が亡くなってしまいました。
 
そんな被害からも、そろそろ復活しようとしています。
 
海外旅行が復活したら、ぜひ行ってみてください。
 
旧市街のベルベデーレからの景色のイメージがわかるので、以前にもご紹介しましたが、またある動画を紹介します。
 
 
 
 
友人の影響で、オペラにも興味をもつことになりました。
 
 
きっとカナがいなかったら、こんなに深くベルガモを知ることができなかったと思います。
 
日本にいたら、興味がもたなかったような事。
いろいろなことを教えてくれた友人たちにに感謝です。
 
GRAZIE❣️
 
 
 
 
 
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました