＂イタリア＂と聞いて、誰もが思いうかべる物の1つに、ピザやパスタと言った料理がありませんか？
私はイタリア語を、勉強するためにミラノに行きます。
そんな私も食べることが大好き！
イタリアに興味を持った理由の一つは、イタリア旅行をして、イタリア料理が美味しかったからです。
日本でもよく知られているはずのイタリア料理でも、イギリスとも日本とも違う、イタリアの食習慣！
おどろかされる事も多々ありました！
今日はそんなイタリアの食習慣についてお話ししたいと思います。
【イタリアの朝食】
どこの国でも同じかも知れませんが、一般的にイタリアでの朝食は軽いです。
スーパーに行くとイタリア人が、朝食で良く食べるクッキーを売っています。
非常食にそのクッキーを私も買っていました。
人気があるのは＂ムリーノビアンコ（MULINO BIANCO）＂のビスコッティ（クッキーのことです。）、色々な種類のビスコッティがあります。
ムリーノビアンコのビスコッティは案外美味しかったので、お土産にもオススメ。
イタリア人が朝食として食べるコルネットも袋に入って売っています。
コルネットはパン屋かバールのコルネットの焼き立てがやはり美味しいと思いました。
イタリアでは、朝バールに行く時間があれば、カプチーノと甘いクロワッサン（イタリア語ではコルネットですが、ミラノではブリオッシュと言います。）を食べます。
（コルネット又はブリオッシュ）
朝、糖分を取って眠りから覚めない脳を、活性化させる為だそうです。
私はイタリアで朝倒れた時に、医者からもジュースを飲んだり、朝は糖分を取るように言われました。
イタリアでは、朝に糖分を取ることが健康の面からも重要なようです。
朝はあまり食べないと、お昼前にはお腹すいてきますよね？
そんな時は、バールでパニーニ（PANINI、イタリアの固めなパンにハムやチーズ等をはさんだもの）や、トラメッジーノ（Tramezzino、耳を切った食パンで作ったサンドイッチ）を食べています！
（パニーニ）
【イタリアの昼食】
スペインほどではありませんが、イタリアの昼食も遅く13時ごろです。
スペインとおなじようなシエスタ（昼寝タイム）の習慣がありました。
田舎では学校や職場から帰ってきて家で昼食を取る習慣が残っている所もあります。
昔は午後、お店も閉まるところが多かったのですが、今は大都会では通しで開けているところが、多くなりました。
（南イタリアや、ローカルなところは今でもシエスタがあります。）
ミラノは都会で、ビジネスマンは簡単にすませることが多いので、昼食もパニーニ等で済ませる人もいる。
簡単に食べられるセットメニューを、ビジネスマン用に用意しているバールやレストランも多いのです。
ミラノの町の中心では、ビジネスマン用のメニューが観光客用とは別にあり、ビジネスマンメニューは物価が高いミラノでも、少しお得！
お昼からピザを食べる習慣がないので、やはり簡単に食べるにしても、パスタを食べている人が多いです。
休日は、昼食がその日の1番重要なお食事になる時もあるようです！
昼、夜関係なく1日の1番重要なお食事は前菜から、スタート！
第1皿目がパスタかスープかリゾット、第2皿目がメインで肉か魚、秋のキノコの時期にはポルチーニ（PORCINI）、イタリアの松茸のようなもの。
フルコースで食べる時に、ビールを合わせる人はほとんどいないので、ワインとお水でした。
メインを食べ終わるとデザートを食べます。
レストランでは、メインを食べ終わるとデザートの注文を取りに来ます。
イタリア人は、甘い物好きな人が多いのでデザートを食べる人が多いです。
（イタリアの定番デザートのティラミス）
最後のシメは決まって、エスプレッソ！
最近はダイエットブームで、体に気をつけている人も多いので、フルコースで食べる人も少なくなってはいるようですね。
ゆっくり食べるときには時間がかかる！
3時間ぐらい食べている事もあります。
イタリアの食事は、家族や友人たちとのコミュニケーションの場であり、イタリア人の生活には重要！
美味しいお食事に、美味しいワイン、人を幸せにしてくれるもの！
だからこそ、イタリアではお食事の時間を大切にしているようですね！
美味しいものをありがとう❣️
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