それは、大聖堂のクーポラに登ることです。
(高さ92メートル、463段の階段で登ることができます。エレベーターはありません。)
【映画の舞台の場所】
映画、"冷静と情熱のあいだ"に出てきた大聖堂のクーポラ(丸屋根)に登りたかったんです。
(当時の私はかなりミーハー!フィレンツェで知っていたのは大聖堂だけでした。)
アカデミア美術館の後は、ドゥオモ広場に来てクーポラの列に並びます。
(今は、予約制なのでそんなに待つことはないようです。しかし、シーズンは早く予約しないとダメ。ネットからも予約はできます。共通券なので、ジョットの鐘楼、洗礼堂、地下聖堂、附属博物館も入れます。)
午前中の観光につきましては、こちらをお読み下さい。
ここも人気の場所なのですでにたくさんの人が並んでいました。
ドゥオモのクーポラの問題は、中の階段が幅狭い。美術館のように、たくさんの人が1度に入れません。
そのため時間が待ち時間が長くなるようです。
1時間半以上待ってやっと入ることができました。
【大聖堂のクーポラに登る】
まず、あがっていくとヴァザーリとフェデリコ・ツッカリのフレスコ画"最後の審判"があるクーポラのところに出ます。
下をみると、大聖堂の中が見えます。人間が小さい!いかに大きな建物にいるかが分かります。
逆に下から見ると、よく見えない天井のフレスコ画が、はっきりとすぐ近くに見ることができました。
広大な面積のフレスコ画というのがわかる。
人と比べてもフレスコ画の人物像の方が何倍も大きいのが良く分かりました。
階段のところは冷房が良く効いてるわけでもないのですでにここまで来るだけで、汗びっしょり、大変疲れました。
クーポラの絵を見ながら、休憩が必要。
中のクーポラの絵を見ながら、歩き、その後クーポラの上へと登って行きました。
今でも忘れられない。あの大変さ。
外の展望ポイントまで登ったときには全身汗びっしょり、息は"ハーハー"して、死にそうになっていました。
すぐには、映画の世界に浸ることもできません。
休憩せざるをえませんでした。
せっかく憧れの場所に来たので、上からの景色を楽しみます。
すぐ近くにジョットの鐘楼、洗礼堂、大聖堂の屋根、旧市街のオレンジ色の瓦屋根の街並み、ベッキョ宮殿の塔他が見えてとてもキレイでした。
もったいないのが、世界遺産の大理石に落書き❗️
(電車も、ローカル線は落書きだらけでしたが、ここまで書くとは!)
フィレンツェの街にはアルノ川が流れていますが、見所の半分以上が北側にあります。
アキコが明日、行きたいというピッティー宮殿があるアルノ川の南側まで見えました。
(何の建物か?は分かりませんが、南側は丘なので分かりやすいです。)
暑かったけど、救われたのは風です。
汗がひくまでノンビリして、出口に向かい階段を降ります。
今日の反省点は、午後に大聖堂のクーポラに登った事❗️
夏に大聖堂のクーポラに登るなら、絶対朝一です。
今は予約があっても、並ぶ。イタリアも年々、夏の湿気が増えていて蒸し暑い!
休憩しながら、ゆっくり見学したほうが良いので、時間には余裕を持ちましょう❗️
この時の体験から、その後フィレンツェには行ってもクーポラには登っていません。
下りは楽ですが、それでも汗だく。
ジョットの鐘楼なら、414段で少し低いので楽のようです。
大聖堂のクーポラが近くに見えるのでそれも良いと思います。
ただ、フィレンツェを見渡すにはやはり、クーポラ!
外へ出て、2人で思わずハモってしまいました。
「ジェラート」
近くでジェラート屋みつけてすぐ入りましたが、登った後のジェラートは格別です。
今日は、近くにあったジェラート屋さんに感謝!
疲れが、癒されました。
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