ローマ(ROMA)!で行きたい所は?と、聞かれたらあなたはどこを思いうかべますか?
私はロンドン留学時代の友人モニカを訪れて、昨日ローマに到着しました。
スイスからの長い電車の旅で疲れて、昨晩はすぐ眠ってしまいました❗️
スイスからの電車の旅の記事を読んでない方はこちらを読んでください!
【イタリアでの初めて迎える朝】
朝、目が覚めるとモニカから、「コーヒー飲む?」と聞かれます!
もちろん答えは、「イエス(YES)」
私はエスプレッソを作っているところを初めて見ました。
直接、火にかけて作っています。
できたコーヒーは量が少ない。しかも見るからに濃そうです。
「ミルクは必要?」と聞かれたので、もちろん入れてもらいました。
たくさんのミルクに濃いコーヒーは美味しい!
イタリアのコーヒーは濃くって量が少ないもの。
それを"エスプレッソ(ESPRESSO)"っていうと、教えてもらいました。
「何か食べる?」との質問にも、「イエス(YES!)」と、答えると。
クッキーを出してくれました。
朝から食欲いっぱいで、しっかり朝食を取る習慣の私にはびっくりです!
"郷に入れば郷に従え"
所変われば、習慣も変わります。モニカのマネをしてクッキーをカフェラテにつけて食べました。
「どこへ、行きたい?」と、モニカから早速聞かれます。
"勉強不足!思いつかない!"なんとか出た言葉は、「ローマの休日で出てきたところ!」
2人で今日のローマ観光について話し合います。
モニカのオススメは、"バチカン美術館"
「美術は興味がない。絵は見てもわかんないから、行かなくてよい。」と、答える私!
それでも、彼女の熱心な勧めで翌日の朝行くことにしました。
今日は、彼女がローマ徒歩観光に連れて行ってくれることになります。
【ローマとは】
誰もが聞いたことがあるローマ、ここで簡単にローマのお話をします。
ローマ発祥の伝説は、紀元前8世紀の雌オオカミに育てられた双子の赤ちゃんによるものです。
双子の赤ちゃんの名前は、ロムルスとレムス。
大きくなり、どちらが王様になるか競い合い鳥を仕留めにそれぞれ、パラティーノの丘、アベンティーノの丘に行きました。
その結果、パラティーノの丘に行ったロムルスが勝ち王様になり、ロムルスからローマと名付けられます。
ローマ帝国の首都で、古代から言わずと知れた大都市❗️
中世以降はカトリックの総宝山ローマ法王が支配する国になりました。
現在はイタリアの首都、バチカン市国があるのでカトリックの中心地、映画"ローマの休日"の舞台にもなります。
【モニカの案内するローマ徒歩観光】
「ローマには7つの丘がある、それを全て案内したい!」、それがモニカの観光スタートの言葉でした。
まず、トラムと地下鉄でコロッセオに向かいます。
今日は中には入らないで外から、ローマ帝国時代の遺跡、コロッセオ、パラティーノの丘(ローマ発祥の地)と見ていきました。
楽しかったのはアベンティーノの丘(穴場、モニカのオススメ)❗️
ローマはどこ行っても人が多いのに、ここは案外観光客少なかった。
オレンジ公園からは、サン・ピエトロ寺院も見えて景色が良い。
その近くの鍵穴からはサン・ピエトロ寺院のクーポラが見えて、お勧めの写真スポットです。
ローマは暑いですが、陰に入ると乾燥してるせいか涼しく感じます。
日本より、日差しはきついけどジメジメしてないので、マシでした。
アベンティーノの丘の後は、私が行きたかった真実の口!
ローマの休日で、オードリヘップバーンが手をいれた、"嘘つきは手をかまれると言われる場所"なので、日本人に大人気、知っている人が多いと思います。
モニカも初めてらしく、真実の口に2人で手を入れました。
その後はモニカお勧めの展望ポイント、カンピドリオの丘へ!
ミケランジェロ設計の階段をのぼると、ローマ市庁舎。
その後ろのほうから、フォロ・ロマーノとコロッセオが見えます。
その隣の、ヴィットリオエマヌエル2世記念堂からもローマが見渡せ、キレイでした。
さすがに石畳の歩きにくい道は疲れます。階段で座って休憩したりしながら、頑張って歩き続けました。
トレビの泉で、コインを投げてゆっくり休憩。
ローマの休日の舞台になった床屋のあった場所等を教わりました。
みんながジェラート食べてるので、「ここは美味しいのか?」と、聞くと
「私たちは自分の住んでるところの近くとか、行動してるところの近くでおいしいところ見つける。ローマ人にとっては、特別おいしいわけではない。」
「おいしいジェラート屋は、明日行く郊外にあるよ!」
「絶対、行きたい!」
そんな話をしながらも、暑いのでついジェラートを買ってしまいます。
イタリアでジェラートを食べるのが初めての私には、ここでもおいしいと感じました。
モニカも暑かったので食べていましたが、満足ではなかったようです。
石畳の道、きつい太陽の日差しの中で、歩くのは思いのほか疲れ、今日は家に帰ることにしました!
【思い出のロンドンでのカルボナーラ事件】
「ロンドンで、作ってあげられなかったカルボナーラにしよう!」
「カルボナーラ事件!」
ふたりで、思わずハモってしまいました。
ロンドンで、モニカのホームステイファミリーが出かけたある土曜日。
友人を招待して良いということになり、私はモニカの家にお呼ばれしました。
家にあるものなんでも使って良いと言われたモニカは、
「ローマ名物のカルボナーラを作る!」、前日、私に嬉しそうに話していました。
しかし、「ごめん、カルボナーラは作れなくなった。」と、モニカの家に着くなり謝ってきます。
「なぜ?」と私が聞くと、「卵の賞味期限がキレている!」
その日は仕方がないから、トマト味にすると代わりにアマトリチャーナを作ってくれたのでした。
これが、思い出のカルボナーラ事件です。
このカルボナーラ事件がきっかけで「ローマに来て!」と、なったので今では楽しい思い出❗️
今でも、思い出すと笑ってしまう微笑ましい出来事、たくさんの思い出をありがとう❣️
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