ときには、田園風景の中でのんびりしたい!なんて思うことはありませんか?
【シルヴィアの家の庭で思い出を振り返る。】
ロンドンの語学学校の友人シルヴィアは、15時には仕事が終わると言っていました。
それまで1人で明日からの忙しいたびに備えて、シルヴィアの好意にあまえ、のんびり過ごします。
癒されるこの空間の中にいると、いろいろ思いだしてしまいました。
初めて知ったこと。勘違いしていたこと。
"たくさん、あったな〜!"
まだまだ、お話ししていないこともあります。
こんなことを書くと、当たり前だと思う方もいらっしゃるかもしれません。
本当に無知だった私をほほえましく思っていただければ!嬉しいです。
【スイスで驚いたこと3つ】
1。チーズフォンデュは、夏にスイス人は食べない。
山へ行った時、”何を食べたいの?”と、聞かれました。
「チーズフォンデュ!」と、私は答えます。
「あれは冬の食べ物だから、夏は食べない。チーズフォンデュはジュネーブあたりの名物料理だから、次、冬にジューネーブ来たら美味しいところに案内してあげる!」
と、ロンドンの留学時代の友人ヘクトーは答えてくれました。
私は「絶対行くから!」と、約束します。
私の性格をよく知っているヘクトーは、笑ってうなずいています。
良く考えれば、チーズフォンデュは日本のなべ料理みたいなもので、冬しか食べないのも納得です。
2。スイス人の好きなチョコレートはリンツ(LINZ)ではなく"ミルカ"。
スイス人は誰でもがご存知のように、チョコレートが好きです。
プレゼントするのもやはりチョコレートが多いようでした。
ロンドンでも、スイス人学生たちはスイスのチョコレートとみんなに配っていたのを思い出します。
もらったのはミルカ(MILKA)のチョコレートでした。
(チョコレートは、南米を植民地にしたスペインから入ってきたようですが、ミルクチョコレートはスイスで産まれたものです。)
3。スイス人はドイツが実は好きではない。
第一次世界大戦時、スイスにまでドイツは侵略して来ようと、したこともあったようで良く思っていない。
(結局、スイスの中立は守られました。)
ワールドカップ等のときも、ドイツが負けるとうれしい。と、話していました。
これは、あくまでも一般的なお話しです。
他にもいろいろなお話を聞いて、大変勉強になりました。
【スイス人の言葉事情】
言葉も、ドイツ語圏のスイスは英語が通じる。
しかし、フランス語圏では通じないことが多い。
私の友人たちは、みんな片言のイタリア語、フランス語は話せるそうでした。
「すごいね!」と、いうと。
「イタリア語、フランス語はラテン系の言葉だから共通点がある。1つできればあとは簡単だよ。」の答え。
1つの言語でない国は他にも、ヨーロッパにはあるそうです。
他の言語も少しでも話せるようになれば、旅がもっと楽しくなるかもしれないなぁと思いました。
興味を持った国の言語を勉強しようかな?
そんな、空想をしてしまいました。
ここにいると、私も話せそうな気がしてきます。
【今までの旅で気づいたこと】
庭で彼女と空気が気持ちいいのでしばらくおしゃべり!
シルヴィアから聞かれたのは、旅の感想でした。
1。各国の物価の違い。やはり、スペインが1番安かった。
2。食文化の違い。
スペインは素材の味を生かしてシンプル。シーフードがたくさん。
フランスはソースがおいしいが、少しこってり感。
スイスはパン、チーズがおいしい。
暖かいものは、いろいろな国の料理を食べるイメージ!
3。どこの国も親日的。みんなやさしい。
「どこから来たの?」と、良く聞かれました。
日本と、いうとみんな笑顔になって会話が進んでいくのです。
【スイス最後の夕食】
ヨーロッパの夏は日が長く、夕方になってもまだまだ太陽は高い!
近くのハイキングコースを少し、歩くことになりました。
歩きながら、夕食の話になります。
「チーズフォンデュは、冬だけど夏でも食べるチーズ料理食べた?」
「たぶん食べてない。それは何?」
「ラクレット!」
「食べてない、食べたい!」
道具を持っているから、夕食はそれにしようということになりました。
ラクレットとは!
ゆがいたジャガイモ、ピクルスがのったお皿にラクレットチーズを溶かし入れ、からめて食べるものです。
正直、最初は"これだけ?"って、一瞬思いましたが食べてみると美味しい!
家で作るから簡単な道具と、シルヴィアは話していました。
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